DGAでは2000年から毎年、アメリカ、ヨーロッパのレベルの高い試合に選手と役員を派遣してきました。下には2000年からこれまでの海外遠征の実績を表にしています。
海外遠征のメリットは
- 海外の優秀な選手と共にプレーし、競うことによって選手の技術向上につながる。
- 海外の選手と交流を深められる。
- 海外の質の高い試合を経験することにより、日本の試合の運営方法の参考になる。
- 海外選手の使用している義足、義手、その他の補装具等が同じような障害を持つ選手の参考となる。
- 海外の障害者団体と意見交換を行い、協力して活動することで、国際的な障害者ゴルフ活動の発展につながる。
など、たくさんあります。
経済的にはとても大変で初期には飛行機代からホテル代、食事代などはすべて選手の負担でした。昨今では選手強化の名目で助成が行われたり、寄付などもあります。それでも選手が数割の費用を負担せざるを得ない現状は変わっていません。
ただ、2000年からこれまでの間、海外遠征を続けてきたことで、海外の障害者ゴルフ団体の知り合いも数多く出来て、その財産が2014年、日本で開催した「第1回世界障害者ゴルフ選手権」の成功につながりました。
「継続は力」です。
DGA海外遠征の歴史
2000年 | 第53回NAGAチャンピオンシップ | 米国カリフォルニア州カーメル Rancho Canada GC | 役員2名 選手3名 ボランティア1名 |
2001年 | 第54回NAGAチャンピオンシップ | 米国マサチューセッツ州ボストン Marsh Field GC | 役員2名 選手6名 |
2002年 | 第55回NAGAチャンピオンシップ | 米国テネシー州ナッシュビル Legends GC | 役員2名 選手3名 |
2004年 | 第56回NAGAチャンピオンシップ | 米国ミネソタ州ミネアポリス Hazeltine National GC | 役員2名 選手4名 |
2005年 | 第57回NAGAチャンピオンシップ | 米国ニューヨーク Beth Page GC | 役員2名 選手4名 ボランティア2名 |
2006年 | 第58回NAGAチャンピオンシップ | 米国テキサス州オースティン Onion Creek GC | 役員2名 選手3名 |
2007年 | 第59回NAGAチャンピオンシップ | 米国イリノイ州シカゴ Orchard Valley GC | 選手2名 |
2008年 | 第60回NAGAチャンピオンシップ | 米国コロラド州デンバー Plum Creek GC | 役員2名 選手4名 |
2008年 | 第2回Swedish Invitational | スウェーデン・マルメ ブックスクーゲンGC | |
2009年 | 第61回NAGAチャンピオンシップ | 米国ニューハンプシャー州マンチェスター Manchester CC | 役員2名 選手4名 |
2010年 | rench International Disabled Golf Championship | フランス・パリ Le National | 役員2名 選手4名 |
2011年 | World Disabled Golf Team Championship 第3回Swedish Invitational | スウェーデン・マルメ ブックスクーゲンGC | 役員2名 選手4名 |
2012年 | 第63回NAGAチャンピオンシップ | 米国インディアナ州インディアナポリス | 役員2名 選手4名 |
2013年 | 第64回NAGAチャンピオンシップ | 米国ネブラスカ州リンカーン シグネイチャーGC | 役員2名 選手4名 |
2013年 | 第4回Swedish Invitational | スウェーデン・マルメ ブックスクーゲンGC | 選手1名 ボランティア1名 |
2014年 | 台65回NAGAチャンピオンシプ | 米国ヴァージニア州ヴァージニアビーチ | 役員2名 選手3名 |
2015年 | 第66回NAGAチャンピオンシップ | 米国アラバマ州バーミンガム | 役員2名 選手3名 |
2015年 | 第5回Swedish Invitational | スウェーデン・マルメ ブックスクーゲンGC | 選手2名 ボランティア1名 |