令和3年5月22日よりNPO法人日本障害者ゴルフ協会代表理事に就任した松田治子です。

佐藤成定前代表理事が令和3年4月20日に亡くなり、私達は大変な悲しみに包まれました。事務局長として25年以上佐藤さんと共に仕事をしてきた私は一時絶望的な気持ちになりました。

しかし、昨年から新たに北陸の地で開催されることになった「第1回北陸障害者オープンゴルフ選手権」と「第21回日本片マヒ障害オープンゴルフ選手権」(於 片山津カントリー倶楽部)、10月に北海道苫小牧市の北海道ゴルフ倶楽部で行った「第26回日本障害者オープンゴルフ選手権」を無事に終え、さらに新たな活動も始めています。

昨年から始めた「日本障害者ゴルフマッチプレー選手権」、機関誌「TEE OFF」の発行。今年はコロナ禍で数年行けなかった海外遠征にも出かけようと考えています。

DGAの活動をさらに広げ、強固な組織にするために、理事の皆さんとも討議を重ね、次の3つを当面のDGAの活動指針といたします。

  1. ゴルフをパラリンピックに

  2. 誰もが楽しめるゴルフを

  3. DGA を末長く続く組織に

 

ゴルフをパラリンピックに

2010年頃から、世界の障害者ゴルフ団体と協働してパラリンピックの正式種目入りを目指してきました。しかし現実にはそう簡単に正式種目になるわけではなく、日本の私たちの活動だけで実現する課題ではありません。

DGAでは自分たちができることとして、世界の障害者ゴルフ団体との交流を絶やさず、国際試合への選手派遣、海外選手の招聘、クラス分けの情報収集と研究、国際大会の開催、国際活動への財源確保などを行っていきます。

すぐに実現する課題ではなくても、諦めず、地道な努力を続けていきます。

パラリンピックの正式種目入りするための一つの条件「世界ランキング」の構築には「日本障害者オープンゴルフ選手権」を世界ランキング対象試合とすることで協力しています。また日本の選手が世界に羽ばたくためにも上位ランキングに入るように支援しています。

誰もが楽しめるゴルフを

ゴルフは最近になって「健康寿命を増進するスポーツ」として認められるようになりました。

一部の富裕層や上級者だけのスポーツではなく老若男女、障害のある人もない人も楽しめるスポーツでありたいものです。

DGAにも障害を負ってゴルフを諦めていた人が再びゴルフを始め、勇気と自信をもった例がたくさんあります。そんな例をたくさん作り、みんながゴルフを通じて笑顔になれるように活動を広げたいと考えています。

たとえば、障害者やお年寄りのラウンドをサポートする1人乗り〜2人乗り乗用カートの普及やレッスン会の開催、バリアフリーなど各種情報の提供、動画配信などを行っていきます。

DGAを末長く続く組織へ

せっかくいい活動をしていても、DGA という組織が長続きしなくては仕方ありません。

まずは団体の組織化を図るため、昨年から理事会の他に3つの委員会(競技委員会、クラス分け委員会、財務委員会)を設けて、定期的なミーテイングを行っています。

また、障害者ゴルフに関わる若い力を伸ばすために若手選手やスタッフの発掘、育成にも力を入れ始めています。

会員や支援者の皆さんからはなるべく多くの率直なご意見を伺いたく、ご意見、ご質問等どんなことでもお受けしますので、活動の場で私を見かけたら声をかけてください。

メールでご連絡をいただくのも歓迎です。Mail to: harukom@dga-japan.com

皆さんのご支援、ご協力に感謝の気持ちを忘れず、活動を続けていきたい所存です。