DGAをかけがえのない組織に
(2024年の方針)

            代表理事 松田 治子

NPO法人日本障害者ゴルフ協会(DGA)の代表理事に就任してから、今年の5月で2年になります。特別に大きなことを成し遂げたわけではありませんが、日々、障害者ゴルフのことを考え、私にできる限りのことを実行しています。

DGAと障害者ゴルフの発展のため、昨年考えた3つの目標はいつも活動を行う時の指針にしています。

  1. ゴルフをパラリンピックに

  2. 誰もが楽しめるゴルフを

  3. DGA を末長く続く組織に

昨年まではこの三つの目標を具現化するため、いろいろなことにトライしてきました。三つの公式試合(日本障害者オープンゴルフ選手権、日本片マヒ障害オープンゴルフ選手権、地域振興障害者オープン)はコロナ禍にも拘らず細心の感染対策をして実行。結果的に参加者の人数も増え、若い選手も多くなっています。また、海外遠征も昨年はUSGA主催のAdaptive Openに3人の選手を派遣しました。私と役員2名も同行し、障害者ゴルフの国際情報を把握し、主要国の役員とも情報交換を行いました。さらにこうした活動をスムースに行うための経済的基盤となる寄付や協賛金の充実にも力を注いでいます。役員、運営スタッフの役割分担や運営方針を明確にするために設けた委員会(財務、競技、クラス分け)もたびたび会合を開いています。

昨年までが新しいことにトライする期間であったとすると、今年はそれらの中でまだ実行できていないものを見直し、再トライしたり、方針を変えたりする見直しの期間であると考えています。

DGAと障害者ゴルフにはまだまだ伸びしろがあります。さらに発展できるように組織を磐石にするのが今年の私の仕事であり、将来のDGAの発展につながると信じています。

いつも応援してくださる大勢の皆様、活動に参加してくださる障害者ゴルファーの皆様、そして運営スタッフの皆様、いつも皆様のご協力に感謝しています。これからもご一緒に進んで参りましょう。

※私へのご連絡はharukos50@gmail.comまでお願いします。