障害者ゴルファー動画

様々なタイプの障害者の方のスイングと、インタビュー動画です。

車椅子ゴルファー:野島 弘さん

17歳の時に交通事故により、下半身麻痺となる。ゴルフを始めたのは、40歳ごろから。「弟がゴルフをやっていて、いっしょに練習場に行ったのがきっかけです。」

(野島さん談)「フォローを大きくするとバランスが崩れてしまうので、インパクトをできるだけ強くして、ボールの芯を打つことを心がけています」

片麻痺ゴルファー:沖津 真澄さん

49歳の時に脳出血により、片麻痺となる。8年後にゴルフを開始する。

(沖津さん談)「右手はバランスを取るために、ズボンのポケットに入れています。片手で打つと、力むと芯に当たらなくなるので、できるだけ力を抜いてスイングしています」

片麻痺ゴルファー:井上 和正さん

58歳の時に、脳梗塞で半年間入院し、その後リハビリを開始し、約1年後にゴルフコースでラウンドできるまでになる。

(井上さん談)

「最近ヘッドスピードは計測したら、33~34くらいでした。右手一本のスイングは、力を入れないことがポイントです。バックスイングをコンパクトにして、軽く振る。フィニッシュは右手が首に巻き付くような感じですね。グリップは親指をグリップのセンターにおかないで、野球のバットを握るように持つことも重要です。センターにおいてしまうと、飛距離が出ません。振り切るためにも、グリップは野球のように親指を左側に添えます。ただし、パターの時はセンターに親指を持っていきます。」

車椅子ゴルファー:齋藤 史行さん

22歳の時に、スノーボードによる事故のため、脊髄損傷で下半身麻痺となる。1年後に、車いすゴルフを開始。

(齋藤さん談)

「練習場は行きません。コースだけですね。週に1回は行っています。このカートはドイツから輸入したものです。タイヤの幅が20センチ以上あり、グリーンを傷めないように設計されています。バッテリーはフル充電で、2ラウンドはできます。」


片マヒゴルファー:北浦 英樹さん(53歳)


45歳の時に脳出血により左半身マヒ
リハビリ後に、以前からやっていたゴルフを再開

(北浦さん談)

「右ひじに負担がかかるので、練習のやりすぎは要注意。1回の練習では、50球以上は打たないようにしています。また、必ず中1日あけるようにしています。エルボーパッドは必須。左足には力が入らないので、右軸のスイングです」

北浦さんのドライバーショット動画

https://www.youtube.com/watch?v=WbgS6JVpeTw

義足のゴルファー 伊藤 寿さん
DGA日本代表選手


車いすゴルファー 藤田 宏さん
車いすゴルファー日本一

車いすゴルファー 大村 実法(みのり)さん
期待の新人車いすゴルファー

末梢神経障害ゴルファー 松尾 裕司 さん
5年ぶりにゴルフを再開してみたら

末梢神経障害ゴルファー、松尾裕司さんのレッスン
手足の筋力低下はこうしてカバーする

インタビュー 石塚 義将
DGA 名古屋・中部支部長
プロゴルファー

1994年1月2日生まれ。中学から大学までアメリカで過ごす。
2013年から日本障害者ゴルフ協会のボランティアとして活躍。
2015年PGAトーナメントプロライセンス取得。
2016年からDGA名古屋・中部支部長として定例会、研修会の運営や障害者へのレッスンを行う。
2020年より協会所属プロとして米下部ツアー(Korn Ferry Tour)にも挑戦予定。