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8月10日〜8月12日にスウェーデン、マルメ市のブックスクーゲンゴルフクラブで行われた「スウェディッシュインビテーショナル2017」。日本のDGAから小林茂、小山田雅人、南健司、浅野芳夫の4選手が出場しました

「スウェディッシュインビテーショナル」は2年ごとに開催され、世界のトップ障害者ゴルファーを対象とするゴルフ選手権。大会名に「インビテーショナル」と付けられているように、誰でも出場出来るわけではなく、過去の優勝者、世界ランク30位以内、各国を代表する障害者ゴルフ団体から派遣されていること、など出場資格にはいくつかの条件があります。

そのため、出場する選手は各国から選りすぐられた選手でレベルの高い障害者ゴルフの個人戦として知られています。

第6回目を迎える今年は従来の2日間36ホールから3日間54ホール競技になり、世界の主要な障害者ゴルフ選手権は3日間が常識となりつつあります。ちなみに日本障害者オープンゴルフ選手権も3日間54ホール競技を検討しており、近い将来実現の予定です。

さて、今年のスウェディッシュインビテーショナルはまずまずのお天気に恵まれました。最終日は曇天で肌寒く、一時雨に降られましたが、表彰式の頃にはお日様が顔をのぞかせ、選手の栄誉を讃えているようでした。

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右から優勝したジョージ・グローブス、2位のステファン・モックホルト、3位のヨハン・カメルスタッド。

優勝したのはイギリスから来た若干18歳の新鋭、ジョージ・グローブス選手。第4回大会の優勝者のベテラン、ステファン・モックホルト選手(デンマーク)に1打差をつけ、優勝カップを手にしました。

最終日がスタートした時点でモックホルト選手は後進に5打差をつけていました。しかし、バック9に入ると11番パー4でまさかの8を叩いてしまいます。

最終18番でモックホルト選手はグローブス選手に並ばれます。そのホール、グローブス選手はパー、モックホルト選手はボギーを叩き、グローブス選手の優勝が決まりました。

この選手権は毎年優勝者が変わり、連勝した選手はまだいません。それだけに新旧の精鋭が入り交じった面白い試合です。

日本勢は小林茂選手が7位、小山田雅人選手が12位、浅野芳夫選手19位、南健司選手26位と今ひとつの成績でした。

詳しい成績はこちら

なお、今年から第2部としてMental Disabilityの部が新設され、知的障害(精神障害も混じっていると思われる)の選手が堂々としたプレーを披露しました。下の写真が入賞者のみなさんです。

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また、各国より選手3名によるチームを編成し、チーム戦も行われました。優勝したのはイギリスでした。

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右からジョージ・グローブス、ミック・ホースレー、マイク・ゲイズのイギリスチーム

この選手権に出場する選手はEDGA(ヨーロッパ障害者ゴルフ連盟)の規定により、クラス分けの面談が行われました。日本人は小山田雅人選手がすでにEDGAの出場資格を有しています。大会前にノルウェーの医師と理学療法士によるベンチテストや歩行テストなど厳しい審査が行われ、日本から同行した当会副代表理事で理学療法士でもある水田賢二氏も立ち会いました。小林茂、南健司、浅野芳夫の3選手は全員EDGAの試合の出場資格を得ることが出来ました。