★第2回世界障害者ゴルフ選手権(米国オレゴン州 Pumpkin Ridge Golf Club)

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★第1回世界障害者ゴルフ選手権(日本 茨城県土浦市 ワンウェイゴルフクラブ)

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第1回世界障害者ゴルフ選手権に優勝したスウェーデンチーム

世界の障害者ゴルフ団体が一丸となって、定期的に世界障害者ゴルフ選手権を開催することは、世界の障害者ゴルフの発展に大きく貢献するだけでなく、パラリンピックの正式種目としてゴルフが採用されるためにも重要な条件とされています。

過去に公式な世界障害者ゴルフ選手権が行われたことはなく、2014年9月にアメリカ、カナダ、ヨーロッパ、オーストラリア、韓国などと日本の障害者ゴルフ団体(DGA)が協働して「第1回世界障害者ゴルフ選手権」を開催しました。

日本が第1回の開催国となったのはIGF(国際ゴルフ連盟)が開催している健常者の世界選手権(世界アマ)が2年周期で行われており、開催を決意した2014年は長野県の軽井沢で世界アマが開催されたからです。その後は原則として世界アマの開催国で障害者の世界選手権も開催しようと前述した国々で話し合って計画しました。

日本障害者ゴルフ協会はEDGA(ヨーロッパ障害者ゴルフ協会)からオファーを受けて最初の開催国になりましたが、その準備と運営には非常に苦労しました。

特に大変だったのは資金集めです。

様々な方法で企業に呼びかけをしてスポンサーを探しました。しかし、障害者ゴルフがまだまだ世間に知られていないため、協力してくれる企業はごく僅かでした。その代わりにインターネットを利用したクラウドファウンディンフや協会に関係している個人から広く寄附を募りました。

また、DGAの公式戦である北海道障害者オープンゴルフ選手権に参加した堀井学衆議院議員と元厚生大臣の丹羽雄哉衆議院議員の尽力で、会場のある茨城県に協力をしていただき、物心両面から大会を支えてくれる地元の支援者を得ることが出来ました。そして第1回世界障害者ゴルフ選手権の名誉会長には森喜朗氏が、会長には橋本昌茨城県知事が就任しました。

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第1回世界障害者ゴルフ選手権日本チーム(前夜祭で)

もう一つ心配された参加国の数も全部で15カ国になり、4人または3人のチームを組んでやってきた国は10カ国になりました。

・チーム戦 アメリカ/カナダ/オーストラリア/フィンランド/スウェーデン/イギリス/ デンマーク/ドイツ/韓国/日本
・個人戦 上記の10カ国に加えて、ブラジル/ベルギー/ドミニカ共和国/スペイン/アイルランド

選手の実力も世界のトップクラスの障害者ゴルファーであり、かつてこれだけ質の高い出場者が揃ったことはありませんでした。

会場となったワンウェイゴルフクラブでは選手権のためにコンディションを整え、試合当日には難易度の高いコース素晴らしいコースと世界の出場者やコーチ達から評価されました。

出場選手の詳細や試合の結果は第1回世界障害者ゴルフ選手権のサイトをぜひご覧下さい。