1. HOME
  2. お知らせ
  3. 「第27回日本障害者オープンゴルフ選手権」無事終了

NEWS

お知らせ

大会情報

「第27回日本障害者オープンゴルフ選手権」無事終了

令和4年10月23日〜25日に千葉県の新君津ベルグリーンカントリー倶楽部で開催された「第27回日本障害者オープンゴルフ選手権」は無事終了いたしました。

2日間とも曇り。25日は一時雨に降られましたが大禍なく、ほぼ全員がホールアウト。2日間36ホールの競技を楽しく戦いました。

コロナ禍により、2019年から海外からの参加はありませんでしたが、今年はアメリカから右上腕欠損のアレックス・フーリー選手が参戦。結果は4位に終わりましたが、素晴らしいプレーを見せてくれました。

フーリー選手はウクライナ生まれで、両親がチェルノブイリ原発事故で被爆。その影響を受けて右腕が欠損しています。アメリカ人家庭に養子として受け入れられ、お父さんの勧めでゴルフを始めたとか。今回はNorth America One Arm Society(片腕切断者のゴルフ協会)会長のダン・アルドリッジ氏を帯同キャディにして競技に臨みました。

2020年、2021年の日本障害者オープンゴルフ選手権を連覇し、三連覇を狙う吉田隼人選手。

初日、グランプリの部1組目。

初日は吉田隼人選手76、林剛和選手76。小山田雅人選手とアレックス・フーリー選手が80で続きました。

競技2日目はグランプリの部最終組は午前8時42分のスタート。しばらくすると雨が降ってきました。気温も13度くらいと低くリタイアした選手が3人いました。しかし、最終組はデッドヒート。しばらくすると雨も止み競技は大詰めに入りました。

17番まで吉田選手は林選手を1打差でリード。しかし、18番(パー4)のティショットで痛恨のOBを打ち、脱落かと思わせました。林選手はパーオンに成功。ところが、林選手がパーパットを外してしまいます。ここで「プレーオフを覚悟した」と吉田選手。思いがけないことに、林選手は返しのボギーパットも外してダボ。吉田選手の大会3連覇が決まった瞬間です。

左から、3位の小山田雅人選手、優勝、吉田隼人選手、2位の林剛和選手。吉田選手は来年4連覇を狙うそうです。

2021年に亡くなった佐藤成定代表理事を顕彰して作られた「佐藤成定杯」。協会に貢献した選手、ボランティア、スポンサーの中から選ばれます。今年は株式会社b-ex(ビーエックス)の福井敏浩社長が受賞。1996年から毎年DGAの大会に協賛と賞品提供をしていただいています。同社のヘアケア製品はとても好評で参加者の全てに参加賞として贈られてきました。26年にも及ぶ継続的なご支援に深く感謝いたします。

今回の大会を支援していただいた全ての皆様、新君津ベルグリーンカントリー倶楽部関係者の皆様、本当にありがとうございました。

成績はこちらでご覧になれます。

 

最新記事